コロニアルの屋根塗装の際
劣化状態を鑑みて棟板金の取り替えも行いました。
施工前
塗膜が劣化し水分を保つ状態になると苔が発生致します。
今回は棟板金の劣化が著しいため取り換えを提案致しました。
高圧洗浄後
旧塗膜がなく水が浸透する状態ですが幸い割れもなく反りも通常の範囲でした。
シーラー2回塗り
シーラー1回目を塗装している画像です。
塗るというよりは流し述べるという感覚です。
シーラー1回目完了です。
たっぷり塗っても全て吸い込んでしまいますが
深く浸透し内部で硬化することで屋根材そのものが
撥水性を得ます。
シーラ2回目完了です。
透明ですので画像では分かりにくいのですが
飴色の艶が出ています。
棟板金取替え
棟板金撤去後の貫(下地木材)です。
貫は腐っていなくても新しく交換しておきます。
棟板金取り替え完成
上塗り3回塗り
弱溶剤シリコン塗料1回目
2回目塗装中
屋根塗装完成です。
通常上塗りは2回塗りですが、残存塗膜のない状態でしたので
3回塗りを行い塗膜を厚く致しました。
縁切り・タスペーサーについて
コロニアルの塗装の際、屋根の重なりを塗料で塞ぐと
必ず雨漏りしますので
「タスペーサー」と呼ばれる部材を瓦に差し込んだり
重なりに詰まった塗料を切る「縁切り」を行う
施工方法が知られていますが、
弊社では初めての塗り替えの場合は、
それらの作業は致しません。
重なりを塞がないように塗装致しますので
「タスペーサー」も「縁切りも」必要ございません。
2回目、3回目の塗り替えの場合で、
前回の塗装が重なりを塞いでいる場合のみ
「縁切り」や「タスペーサー」を使用いたします。
コロニアル屋根の塗り替えをお考えの方は
「縁切り」や「タスペーサー」についても
情報収集してみてください。
工事価格
棟板金の取り換えと屋根塗装をご紹介致しましたが
こちらの物件は外壁サイディングのシリコン塗装も行っています。
保証は10年ですが15年以上は期待できる塗装工事です。
足場・コーキング工事・外壁と屋根塗装・棟板金取替え
すべて含めて¥850,000-でした。
松山市の助成金「我が家のリフォーム補助金」を
活用致しましたので実質¥765,000-で行えました。
補助金の手続きは書類作成から提出まで当方で行いますので
ぜひご活用下さい。
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