
ペンキ「ハードライン」によるライン引きを業者に依頼した場合の費用と
事例を基に作業手順を掲載していますのでDIYの参考に・・!
駐車場ライン引きの価格
使用塗料:【アトミクス】水性ハードラインW-100
シングルラインの場合
駐車台数 | 価格(円) |
---|---|
3台まで | 30,000 |
4台目以降1台あたり | 3,000 |
3台まで一律30,000円で、4台目以降は1台あたり3,000円の追加料金がかかります。
ダブルラインの場合
駐車台数 | 価格(円) |
---|---|
3台まで | 40,000 |
4台目以降1台あたり | 4,000 |
3台まで一律40,000円で、4台目以降は1台あたり4,000円の追加料金がかかります。
作業手順
ペンキによる白線引きは、車が駐車中でも行えますので
車の移動や駐車場の封鎖が出来ない、マンションなどの駐車場に適しています。
塗装前



もとの白線が消えて、両サイドに凹みが生じています。
墨付け

両サイドの凹みの位置が元の白線幅ですが、テープを貼ることができないため、
凹みの外側に墨付けし元の幅より少し広くします。
養生


状態のいいアスファルトでも白線の際は荒れている場合が多いので
元の幅より少し広くする事が綺麗に仕上げるコツです。
塗装作業
1回目塗装

2回目塗装

アスファルトが傷んでいる場合、凹みに多くの塗料が入り込むため、乾燥に半日ほどかかります。
夕方から夜間に車が多く戻ってくる際には塗料が完全に乾いている必要があるため、
1回目の塗装は午前中に完了させマスキングテープを撤去しておきます。
2回目の塗装は、テーピングを使用せずに行います。
ライン引き完成


コンクリートの場合
寸法取り


寸法を測り、チョークラインの墨付けに沿って養生テープを貼ります。
シーラー塗装

コンクリートの場合は透明シーラーを塗装します。
完成

塗料「ハードライン」を2回塗って完成です。
熱溶融ラインとの比較
メリット
- 初期費用が比較的低く抑えられるため、小規模な駐車場に適しています。
- 車両の移動が難しい駐車場や、車両の出入りがあっても施工できます。
- 簡単な作業ですのでDIYで行えます。
デメリット
- 熱溶融式より摩耗しやすく耐久性が劣ります。特に交通量が多い場所ではラインが薄くなりやすいです。
熱溶融によるライン引きの参考価格
駐車台数 | 価格(円) |
---|---|
10台まで | 80,000 |
10台目以降 1mあたり | 800 |
一般的に10台まで80,000円、11台目以降は1メートルあたり800円程度が目安となります。
まとめ
初期費用の安いペンキのライン引きは、台数が少ない場合や車両の移動が難しい場合に適しています。
しかし、台数が増えると熱溶着もお安くなりますので車両の移動が可能な場合は、
耐久性に優れた熱溶着ラインをお勧めします。
