マンションの貯水槽・受水槽などFRP製水槽の塗装について
塗装の目的から施工事例・単価まで掲載しています。
目次
貯水槽を塗装する理由
遮光性のある塗料を適切な塗り方によって塗装することで
光が貯水槽内部に入り込むことを防ぎ、
微生物の増殖を制御し、貯水槽内部を清潔に保つことが目的です。
貯水槽の設置者は水道法に基づいて年に一回の
内部清掃と水質検査が義務付けられており
管理会社や管理組合によって適切に実施されていますが、
外面の劣化した貯水槽においてはその都度、
藻や苔の発生が確認されていますので、
遮光塗装で常に水槽内部を清潔に保つことが必要になります。
施工事例1
塗装前
洗浄
下塗り
黒い下塗りで遮光します。
この下塗りは取り付けプレートの亜鉛メッキにも密着します。
完成
こちらの施工価格は架台を含め¥130,000円です。
施工事例2
塗装前
洗浄
下塗り
傷んでない亜鉛メッキはそのまま残します。
完成
こちらの施工料金は¥100,000円です。
FRP製貯水槽について
貯水槽や受水槽・高架水槽のFRP(繊維強化プラスチック)は
軽量でありながら強度が高く、
錆びたり腐ったりすることもないのですが
FRP単体では紫外線に弱いため、
それを補うために硬度の高い塗料を施しています。
すなわち、FRPに塗装を施した物が
FRP製品として自動車や船舶など幅広い分野で
利用されるのですが、硬度の高い塗料は10年程度で摩耗しますので、
FRP繊維が剥がれて強度が弱くなる前に
トップコートの塗装が必要になります。
外面塗装は、大がかりなライニング工事などを回避する為にも
必要不可欠なメンテナンスです。
貯水槽塗装の価格・単価
日本ペイントのファインシリコンフレッシュⅡ・FRP貯水槽外面塗装システムを採用しています。
数量 | |
10㎡以下 | 70,000円 |
20㎡以下 | 100,000円 |
20㎡を超えた数量1㎡当たり | 3,000円 |
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