塗装に関する基礎知識

目次

塗り替え時期について

建物は耐えず厳しい自然環境にさらされています。

塗膜の老化が建物全体の老化につながるといっても過言ではありません。

大切な建物を丈夫に保護して美しく清潔に維持したいものですよね。

チエックポイント

チョーキング現象

チョーキング現象

塗装の表面を手で触ってみてください。

チョークの粉の用に、手に老化塗膜がついてきます。

そのままにして置くと、外壁の反りや、モルタルの剥がれ等を引き起こします。

撥水性

建物に水をかけて見て下さい。

塗膜にしみ込む様であれば危険信号です。

クッラク(ヒビワレ)

クラック

目視にて検査して下さい。

1mm以上ヒビワレは、必ず修理して下さい。

そのままにして置くと、雨漏りや腐食の原因になります。

塗装の剥がれ

目視にて検査して下さい。

早急に修理して下さい。建物の老化を促進します。

サビ

サビ

目視にて検査して下さい。

そのままにして置くと穴が開いたりします。

カビ・苔

目視にて検査して下さい。

見苦しいだけでなく、上記の症状を促進します。

費用について

一番気になる所だと思います。しかしながら下地状況(痛み具合)や立地条件その他

使用塗料の選択・工法・色彩等お客様のニーズも千差万別で一口に○○円とは

言えませんが、大まかにご提示いたします

外壁  150㎡  足場  下地処理含む 約35坪住宅の平均壁塗装

種類費用
アクリル30万~45万
ウレタン35万~50万
シリコン40万~80万
弾性シリコン40万~80万

屋根 100㎡ 下地処理含む 約35坪住宅の平均屋根塗装

種類費用
アクリル塗装8万~15万
水性シリコン塗装10万~20万
2液ウレタン塗装15万~30万
2液シリコン塗装25万~40万
小早川

かなり大まかですが現場を見ないと分からない事が多いのです。

塗装工事の価格は、塗装面積や、使用塗料以外に

下地の材質や状態 旧塗膜の材質や状態を考慮した下地処理方法

下塗り材料の選択などで決まります。

この選択を誤りますと密着不良を起こし 

次回の塗替えが困難になります。

もちろん価格は、安い方がいいですよね。

でも塗装工事の品質は、5年以上経過し初めて分かります。

このため、たくさん見積をとって適正価格を知る事と、

工事内容を確認する事が大切です。

塗料について

塗料で一番大切なのは「剥がれないこと」です!

インターネットで塗料の知識を得た場合、

耐久順にシリコン→ラジカル→フッ素→無機とする情報を得ていると思いますが、

それはあくまで色褪せの度合いに過ぎず、「剥がれないこと」とは無関係です。

どんなに高性能な塗料でも、剥がれてしまっては意味がありません。

例えば、色褪せにくいフッ素塗料であっても、その性能を最大限に引き出す技術がなければ、

アクリル塗料にも劣ることがあります。

小早川

みなさんの専門分野についてネット情報は正確ですか?

さらに、10年から15年後に訪れる再塗装に関しても懸念があります。

フッ素や無機塗料のように、何物も寄せ付けない特性を持つ塗料を使用した後、

次に何を塗るのでしょうか?

これらの塗料や光触媒のような特殊な塗膜の上に新たに塗装を施すには、

特別な工程が必要となり、結果として高価になります。

高耐久の塗料が費用対効果に優れると言われますが、

次回の塗装で必要な特別な処理について考慮していますか?

塗料の耐久性は、樹脂、希釈剤、硬化方法によって決まります。

樹脂別に見た耐久性は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機の順ですが、

希釈剤別に見たの耐久性は、強溶剤、弱溶剤、水性の順となり、

硬化方法別で見ると、2液硬化、1液反応硬化、乾燥硬化の順に耐久性が高くなります。

これらの塗料に加えて、防カビや透湿、弾性などの付加機能を追加することもありますので

「樹脂」「希釈剤」「硬化方法」「付加機能」の組み合わせで耐久性が決まります。

価格と耐用年数のバランスを考えることが重要です。

安易に高価な材料を選ぶよりも、価格と耐用年数のバランスと

次回の塗り替えが問題なく行える事を考慮する事が大切です。

また、塗り替えの場合は、既存の塗膜との相性も考慮する必要があります。

色彩について

文字通り十人十色、好みの色が一番でしょう。 

イメージより濃い目の色を大きい見本で屋外にて確認しましょう。

弊社では、カラーシュミレーションを作成していますので、大胆なイメージチェンジも

安心して行えます。

工事期間について

工事内容によって異なりますが、35坪位の住宅で15日前後でしょう。

塗装工事は、気温・湿度等を考慮し、乾燥時間・塗り重ね時間の延長や

下地の欠陥や様々な修理(雨どい・瓦等)により

工事終了予定が変わってきます。

工事期間中は、何かとご不便も多いと思いますが、

ゆとりを持った工事期間を与えて頂けると助かります。

業者選びについて

訪問営業と一括見積もりサイトの利用は慎重に!

外壁・屋根塗装は悪質な業者のターゲットになりやすいので

これまで家を建てたりリフォームをしたりする際に、信頼できる建築業者との

良好な関係がある場合、その業者に塗装工事を任せるのが最も安全です!

塗装店に直接依頼することでお得に塗装工事ができると考える方も多いでしょうが

塗装店に直接依頼する場合、第三者による検査や監督が行われないため、

工事の質は塗装職人のモラルに大きく依存します。

そのため、必ずしも良い結果が得られるとは限りません。

信頼できる工務店やリフォーム会社とのお付き合いがある場合は、

多少費用が高くなったとしても、安心して任せることができるでしょう。

もし、これまでの業者に満足できなかったり、

信頼できる建築業者とのお付き合いがない方は、

ぜひ、ペイント俱楽部にご相談下さい。

創業から30年間、下請け工事を一切行わず、

地元のお客様に対して直接サービスを提供することで

安価でも長持ちする塗装を実現しています。


①弊社のような、地元塗装店の場合

中間マージンが発生しない為、工事価格が100%工事に生かされます。

専門店ならではの技術・実績・アフターサービスがあるでしょう。

同じ工事内容なら安価にて、同じ価格ならより高品質な工事が可能です。

どこに依頼しても、工事をするのは塗装店です。

弊社では工事に係わる職人が見積もりから施工、アフターサービスまで担当致しますので

話の食い違い等もなく安心です。

最近流行りの一括見積もりサイトを利用して地元塗装店へ依頼した場合は上記に当てはまりません。

面倒でもお客様自身が、塗装店へ直接連絡をして中間にいかなる業者も挟まない事が重要です。

②大手建築会社(設計事務所やハウスメーカー)の場合

価格は高くなりますが、塗装に関する知識も豊富で、厳しい検査があり安心です。

③工務店やリフォーム店

価格は高くなりますが、塗り替え工事だけでなく、増改築から小さな工事まで

窓口が一件の業者で終結致します。

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