砂壁状意匠性塗材「インディフレッシュセラ」を使用した
松山市で行った塀の塗り替え事例のご紹介です。
DIYにも役立つ塀の塗装手順をご紹介しています。

砂壁状意匠塗材とは?
砂壁状意匠塗材とは、「ジョリパット」「リシン」
「スタッコ」など骨材独特の質感を持つ塗装材です。
デザイン性に優れ、平滑な模様から
立体感のある粗面パターンまで
多彩なデザインが可能で、
ツヤのない落ち着いた雰囲気が人気の塗材です。

ザラザラした塗面ですので汚れやすい事が
デメリットと言われますが、
雨染みなど経年による汚れも味であり、
天然素材のもつ自然な風合いの
ビンテージ感が砂壁の魅力だと思います。
塀の塗装方法とDIYのコツ
アイカ工業株式会社「ジョリパット」で仕上げられたブロック塀を
日本ペイント「インディフレッシュセラ」にて塗り替える工程の紹介です。
簡単な作業ですのでDIYにオススメ!
塗装前

洗浄後

まず高圧洗浄にて苔や汚れを除去します。
DIYの場合、家庭用の洗浄機をお持ちでない方は
「逆性石鹸」の希釈液を数日前に散布しておくと
水をかけながらブラッシングで簡単に苔・カビが除去できます。

逆性石鹼はウエットシートに使われている殺菌消毒剤で、
コケやカビの除去に使えます。
使い方は検索してみて!
下塗りシーラー塗装


シーラーは塗面が飽和状態になるまでたっぷり塗ります。
少し塗り進んだら、前の個所にもどり、もう一度塗布します。
いかに深部までシーラーを到達させるかが重要になりますので
乾く前に再度塗布します。



しっかり乾燥させる必要があるので
シーラー同日に上塗りはダメ!
ヒビワレ補修


「インディフレッシュセラ」を数回刷り込んでヒビを埋めていきます。



ひび割れ補修をコーキングで行うと砂壁の質感がつぶれ、
補修跡が残りますのでNGです。
中塗り


完成


比較的塗りやすい塗料なのでDIYにおススメです。
当店は日本ペイント「インディフレッシュセラ」を使用していますが
エスケー化研では「アートフレッシュ」
菊水化学工業では「グラナダフレッシュ」
関西ペイントでは「デコラフレッシュ」として販売されています。



膨れや剥がれの原因になりますので
必ず専用塗料を使用して下さい。
外塀の塗装:剥がれ・膨れがある場合
塗装前






塗装の剥がれと膨れが発生しています。
砂壁状意匠性塗材「リシン」も剥がれる?
こちらの剥がれている塗料は、外壁や塀の仕上げ材として広く使用される
「リシン」で、透湿性に優れた砂壁状の塗材です。
そのため、内部の水分を適度に逃がし、塗膜の膨れや剥がれを防ぐ効果があります。
しかし、それでも剥がれや浮きが発生するのは、
塗膜の透湿性能を超える水分の気化で塗膜が押し上げられてしまうためです。
「リシン」の経年劣化による密着力の低下も否めませんが、
一番の原因は、ブロックやコンクリート内部の水分が気化する際に、
塗膜の透湿容量(透湿性能)を上回った事が剥がれの原因です。
下地処理




剥がれた塗膜を除去します。
正常にみえても浮いている塗膜がありますので、
慎重に空洞音を確認しながら除去します。
下塗りシーラー塗装


この状態でシーラーをたっぷり塗布します。
段差補修


旧塗膜と剥がした部分の段差をカチオンセメントにて修復した後、
もう一度シーラーを塗装します。
パターン調整


セメント補修部分に旧塗膜「リシン」の模様を付けます。
完成




砂壁状意匠性塗材「インディーフレッシュセラ」2回塗りで完成です。
砂壁状意匠性塗材の塗装事例
松山市で砂壁状意匠性塗材「インディーフレッシュセラ」を使用した塗装事例です。


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会社案内
「ペイント俱楽部」松山市勝岡町247番地2